先生のおうちで開かれている初釜にはもちろん参加するのですが、今年は名古屋の叔母の家での初釜にも参加できることになった。わーい。偶然にも流派は同じ。
昔、祖母の家に行くと3回は抹茶のんでましたから、その辺ルーツは同じ。 お道具に興味を持ったのも叔母の家でいろいろみせてもらったのがきっかけ。 荒川豊蔵のやきものにえらく感動したところから今の私があるような気がする。 そんなルーツ的な茶会に参加できるのはうれしいものです。 去年も初釜じゃなかったけどおじゃましていろいろとっておきのお道具があって感動!今年はなにがあるかな〜。 #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-30 12:09
| おけいこ日記
ついにずっと欲しかったハーマンミラーのミラチェアを例のごとくヤフオクにてゲット!これで腰が痛い日々からも解放されます。
中古品とはいえ定価の半額程度。この1ヶ月でミラチェアが出品されてたのってほとんどなかったから意外なあっけなさにちょっとびっくり。もっといろんな人が食いついてくるのかと思っていたんだけど、みんな年末だからこんなオークションに参加してる場合じゃないのかもしれないね。ラッキー♪ この半年、ショールームにいったり、他のいすを買った人の話を聞いたりして、考えに考えたあげくたどり着いたこのいす。有名なアーロンチェアもいいんだけどうちにはちょっとごつすぎるんだよね〜。快適性とデザイン性を両立した感じが大好きです。年末だからすぐには届かないだろうけど楽しみ♪ ついこの間はシーシャムウッドの本棚も買ったし快適インテリア生活が早く実現したい〜。おっとその前に大掃除もしなくては! #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-30 11:13
| 今日のヤフオクから
茶道具の世界では、一つのブランドになっている千家十職。
みんな大体、利休のころから代々続いているものだから当然昔からあるって思いがちだけど、実はこのネーミングにはそんなに歴史はない。もちろん利休のころから出入りしてたり、その後の如心斎のころからだったりかなり昔からゆかりがある家々ばかり。でも大正時代になって、おそらく明治の反動だとはおもうのだけど、茶道人気が高まるにつれて大阪の三越がお道具展を実施することになり、そのとき三越が千家ゆかりの職人集団に千家十職とネーミングしたのがはじまりとか。 いまでいうと「10職人による京都伝統工芸展」みたいなもんなのでしょう。キャッチコピーなのかな?それから千家十職というのが有名になったのですね〜。じゃあ千家十職以外はだめなのかというと全然そんなことはなくて、他にも優れた職人家はいっぱいあって十職以外にも代々の家元の箱書きはたくさん残されています。それらの家々の総称は職家(しょっか)といわれています。 この十職に入れなかった家はどうなんでしょうか。各家々の格付けはよくわかりませんがその違いは大きかったように思います。ちなみに千家十職の正しい読み方は「せんけじゅっしょく」。ずーっと「せんけじゅっしき」だとおもっていたのですが勘違い。でもこの読み方、「新潮 世界美術辞典」という本も間違っているらしく私だけじゃないもんね。と胸をなで下ろすのでした・・・。 #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-29 11:44
| 茶道具ばなし
ヤフーオークションにはまっているせいで、うちのG4には、いろいろ不思議な単語が登録されている。たとえば「なかむら」と入力すれば「中村宗哲」。「らく」と入力すれば「楽吉左衛門」という感じ。これですぐその名前で検索できるという訳。
この単語登録は千家十職といって主に表千家にいろいろ道具を納入している専門職人集団の名称を一発で出すための策。昔の人の名前ってPCじゃなかなか変換しにくいから、登録したんだけどつもりつもってそれなりのリストになってきてしまった。 その単語登録リストの中でも私的に地味なのが「こまざわ」と入力してでてくる「駒沢利斎」。 この駒沢家は指物師といって、くぎを使わず木とかを組みあわせて何か道具をつくる(おおざっぱな表現)という職をおこなっているんだけど、いろいろ見ていると、かなりその仕事の範疇は広いみたい。 お手前をするための台子などの棚類や棗などのお茶入れや香合の木地などなど、要するに木で何か作る場合は、なんでもこいといったような感じなのかな〜? 調べたところによると現在は15代目駒沢利斎で、4代のとき、千家の出入り職人となったらしい。とすると1700年頃なので表千家では如心斎のころ。さすが如心斎! 伝統だけじゃなくて新たな息吹を吹き込むためにいろいろ努力している感じがします。 そして、駒沢家の歴史の中でも、単なる指物師にとどまらなかったのが6代駒沢利斎。 春斎という別の名前を持っていて漆芸もやっていたみたいです。とここまで調べてようやく、ふと思うことがありました。というのも最近ヤフーオークションで利斎&春斎のWネーム棗(金輪寺型)が結構と高い値段でとりひきしているのを見ていたので、不思議に思っていたんだけどそんな古いひとだったんだ!と納得。1800年ごろの作品だから町人文化が花盛りのころだったんでしょうか?職人って完全分業で自分の領域以外はやらないのかな〜と思っていただけにこの自由さはおもしろいですね。 #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-28 04:06
| 茶道具ばなし
最近、ヤフーオークションにはまっている。
本物かどうかは怪しいけど、なんだかそれらしいものもあるのも確か。その辺の真贋はおいといて、いろいろ発見したお道具のことを本やらネットやらで調べてみようというこの企画。今日の車窓からのごとくお道具からお道具へと渡り歩いちゃいましょ〜。 最初は表千家七代家元の如心斎。 この人は江戸期に茶道を盛り上げた茶人で、表千家では、利休にならんで、尊敬されている存在。だから利休を命日に偲ぶ利休忌とならんで如心斎を偲ぶ天然忌という茶会があるんですね。 まあ、茶道の世界には偉い人(家元)のお好みが価値を生むという理念?がありますが、如心斎も如心斎好みの棚だとか棗だとかいろいろいまだに伝承されています。さてさてどんなものがあるんでしょうか? ![]() その時代は政治も安定してきて三井家とか鴻池家(三和銀行とかの人)などのお金持ちがでてきていて、茶道はたしなみとしてもてはやされていたみたい。だから結構いろいろなお道具があるんでしょうかね。 ![]() というのも、「花月」とは如心斎が茶の湯の精神、技を磨くためにつくった作法である七事式の一つ。これが本当に花月の時にかかっていたらびびちゃいますね。 花月ってくじ引きをして順番にお茶を飲んだり、点てたりする作法。要はいつでもお手前できるように心構えしときなさいよ。ということだと勝手に解釈してますが、花月の時、お茶を点てる人が「花!」とか飲む人が「月!」だとか叫ぶのが結構すき。 ほかにも且座(さざ)とか茶カブキとかいろいろあってゲーム性のある遊びですね。 ちょっとお茶屋遊びっぽい雰囲気かな?(行ったことないけど) あとは、如心斎が作ったという赤楽茶碗(銘あけぼの)も発見! ほんとかな〜という気もするけど、二代後の表千家九代了々斎の箱書き付きなので割と信用できそうな気もします。 もの自体も結構良さそうな風合いがでていてかなりいい感じ です。飲みやすそうだし、じっくりみてみた〜い。 そのほかには如心斎好みという訳でもないでしょうがノンコウ作の黒茶碗や駒沢利斎作の沓舟花入なぞを発見! ノンコウやら駒沢利斎についてはのちのち調べることにしよう!というわけで今日はこの辺で! ![]() #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-27 00:16
| 今日のヤフオクから
今日12月26日は今年最後のお稽古。
とはいっても、連れ合いがお稽古にいくのでそのつきあいなんですが・・・。 来年2月には初の亭主に挑戦!何が何でも覚えなければ という決意を新たにする年末なのでした。 今日はおしるこがでるらしい! と期待していったのになかった(泣) ショック〜 #
by wachabi_dozeu
| 2004-12-26 02:52
| おけいこ日記
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