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茶道と茶道具について知ったこと、体験したことの記録ブログ
by wachabi_dozeu
ディズニーランドと茶道
隠れアイテム

最近、拝見させていただいている宗七郎さんのブログにやや影響されて
今日はディズニーリゾート内のイクスピアリに行ってきました。
今は仮にも千葉県民なので、よく近くは通るのですが、
中に入るのは2回目だったりする。
シー&ランドも年1回ぐらい交互に行くぐらい。
なかなか高いしね。
イクスピアリは、同じようなお台場のヴィーナスフォートよりも造りが
よくて雰囲気もいいんだけど、お店のセレクションが独特なので
ショッピングしづらい・・・。でもレストランはおいしそう。
今日は主に映画を見た。ここのシネコンは14個ぐらいあるので
かなりまめに時間が設定されてて便利。
でもソニーの音響システムがいまいち。本当にソニーは大嫌い。

映画はオベラ座の怪人を見たんだけど主人公の女が、
あなただけとかいってるのにころころ心変わりするし
男も男で「君を守る」とかいってるのに全然守ってないし・・・。
ど〜なっとんじゃい!という映画でした。
文句が多いですね。今日は。
すみません。

イクスピアリにいって、大学生の時分、ディズニーランドで論文を書いたことを
思い出しました。
確かディズニーランドの都市構造についての云々だったと思うんだけど、
ここでは、様々なゲート&ウェイが日常生活からの脱却を図るためにどのように
影響しているか・・・とかそんな内容だったような気がします。
そういえば茶道も様々な門と道を設定することよって、精神的に浮世からの脱却を
はかってるんだよね。
無理やり茶道につなげてますが、そんなことを思い出した次第です。

ディズニーランドの世界では、ちょっとづつ、大きさとか直線→曲線とか
いろんなものを普段生活の中にあるものから、「ズレ」を生じさせることで
見る人にめまいのような感覚を与え、それをきっかけにファンタジーに連れて行く
機能があるように思います。

茶道でも利休は「花は野にあるように(だっけ?)」とか言ってますが、
実際に野のまんまでは、その美しさに気づかなかったわけで、
一輪をその風景から切り出して、ミニマムな空間の中に置くことで
普段見ている花の姿から「ズレ」を感じ、見ている人は
より想像力をかき立てられているのではないでしょうか?

この文章でうまく伝えられているかどうかわかりませんが
そんなことを考えた一日でした。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-12 21:39 | めくるめく茶道の世界
先生のお誕生日お茶会
昨日は、先生が古希を迎えられたので、Sさんのおうちの
茶室で記念茶会を開催しました。
みんなで懐石をちょっとづつ持ち寄って大徳寺重でいただいたのですが
素人集団とは思えないうまさ!みんなありがとう〜。(特にSさん!)
Sさんが用意してくれたお椀が赤漆なんだけど蓋だけ金彩で菊が描かれていて
真蒸からあがる湯気のしずくがその絵をみずみずしく見せてとても美しかった。
真蒸も超うまくて感動です。
お重のほうは、肉、魚、野菜で美しく彩られていて10品以上もあった。
特においしかったのは、生麩を中心につくねと揚げで巻いた強肴。
出汁が染みてとってもよかった。
うちの実家から送ってもらった銀杏や、Sさんが用意してくれた肉、
築地でかってきた慈姑(くわい)にタラの芽と少しずつだったけど
めでたく、そしておいしいものばかりでした。

その後にみんなでお茶をいただきました。
Sさんの家の茶室は、寸法的にちょっと?なんじゃないかと思われてたけど、
10人ぴったり入れたし、お茶を点てる人も結構点てやすそうに見えた。

ここで先生にお茶杓をプレゼント。
ヤフオクで見つけたやつなんだけど黒田正玄が削って
中村宗哲が高台寺蒔絵を施し、即中斎が「無事」と銘をいれたもの。
無事の意味は本当は違うんだけど、先生のこれからの健康を
お祈りしてこれにしました。
すごい喜んでいただいてよかった!

というわけでこの茶杓をそのまま使わせていただくことに。
なぜか最初は、お薄を飲むことになって
Sさんの超立派な遠山蒔絵の大棗を使用。
蓋の内側には住吉蒔絵みたいな景色、立ち上がりには桜と楓の蒔絵と
素晴らしい逸品でした。
お菓子は、船橋の馬込沢というとこにある春日野というお菓子屋さんの
梅の練りきり。うめのワンポイントが素敵。
茶碗は京焼だと思うけど桜の金彩。ぽってりしていい茶碗でした。
最後に茶杓をあらためて拝見。菊と桐の蒔絵がとても美しかったです。

続いて濃茶をいただく。こちらは日本橋高島屋にある柳桜園の
祥雲の昔を使用。すごい濃いお茶でしたが、それでもあまり苦くなく
素晴らしいお茶でした。

昨日1日準備していて思ったのは、お道具の取り合わせって
よく季節感とか行事にちなんでとかいうけど、本当にムズカシイ。
とりあえず今は手元にあるものを持ち寄るしかない状態では
風情のある茶会を開くのは難しいものだと実感しました。
先生のところでは何月は何と決まっているけど、
これからこういう会があったらもっと自分ならではの取り合わせを
みつけていきたいものだと実感しました。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-12 12:00
炭点前再び
昨日はまた、お茶とう、炭点前、茶かぶきの3点セットの練習。
ずっと通勤の間でも頭の中でシュミレーションしてたのに、
この数日間めっちゃ会社が忙しかったせいもあり、ちょい忘れで、
あまり進歩していなかった。
最初のほうは大丈夫になってきたけど3つの点前とも、最後の方が全然。
お茶とうは薄茶だからしまい方も普通なので、まだなんとかなりそうだけど
炭点前では、
お香合の拝見に出した後、灰器を下げる。
水くみやかんを持ち出して、水を追加した後、釜を拭いて、また戻る。
釜を炉に戻して、炭取りを下げて、戸を閉める。
という一連の動作を完全に忘れてしまった。
それにしてもやること多いな〜。これに問答も入るわけだから
どこかで飛んでしまわないかと心配です。

茶かぶきでも、二服のんだ後の、本茶を出すための四方回し、茶巾絞り、水指の蓋をあける、などなどのことがぜんぜん解ってなかった。
これからは後半中心にシミュレーションしていこう。
茶事まであと1ヶ月ちょっと。もうちょっとがんばろう。は〜。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-06 10:29 | おけいこ日記
茶室のかをり
両親が絵描きということもあり、大学生のころ、
大学内の美術棟に入ったら油絵具の匂いがして、家に帰ってきたみたいに
感じたことがあります。
千葉の野田の友人は野田駅に着いたとたん醤油の香りがして、家に帰ってきたな〜。という気がする(ほんとにそんな匂いするのかな?)といっていたことがあります。
嗅覚って、人間の奥底の記憶やら体験やらを
ひっぱりあげることができる感覚なんじゃないかな?

茶道は、この香りの感覚をいろいろ楽しむことができます。
まずはお茶の香り。
飲む時には青々しい香りを感じますが、特に口切りの茶事では、
新茶を石臼で挽いてその新鮮な香りを楽しむことができます。

そして炭の香り。
たぶんお茶室の香りの基本はこの炭の香りのような気がしますが
炭の作用で余分な匂いを取り除き、茶室の空気を清浄に保っているのでは
ないでしょうか?

お香の香りもあります。
季節に応じて香木、練香が使い分けられますが、
炭点前をしない大寄せの茶会でも、必ず香合が出されるということは
香りが大切にされている証なのではないかと思います。
七事式の且座では、正客から順に花を活けたり、炭を直したりしますが、
三客が香道の所作にならい、お香を点て、全員でその香りを聴きます。

他にも畳の香りなどもありますが、逆に、茶花として活ける花は
お茶の香りを損ねるということで、あまり香りの強いのは
避けなければいけません。

茶道には、せわしない現世から遠ざかり、その精神世界に没頭するための
ゲートウェイがいくつも設定されていますが、
嗅覚においても、普段の生活の匂いを断ち切り、洗練された香りの世界を
作りあげることで、より禅の精神に没頭することができるのだと思います。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-02 10:11 | めくるめく茶道の世界
お道具を大切に
茶道の作法にはいろいろな意味があるけれど、
その中でも重要な意味の一つとして、「お道具を大切にする」という事が
あります。
美術品として鑑賞されるだけなら、きれいに残っているのも頷けますが
道具として使用された上で、桃山期以前のものでも
ちゃんと残っているということは、このことが徹底されていたからでしょう。

例えば、客の作法で、お茶を飲む際、飲み口を内回しに2回回しますが、
これも、亭主から出された茶碗の正面を遠慮するという意味の他に、
その大切な正面を少しでも傷つけることのないよう避ける意味もあるといいます。

お茶を点てる際にも、道具を取り扱うのに、右手と左手を複雑に使い分けますが
最初はなんでこんなにむずかしいの?とか思いましたが、
よく考えてみると、道具と道具をぶつけることのないよう、また、ひじなどと道具を
ぶつけないよう意味があることがわかります。
また、道具の大切さによって、所作も違ってきます。名物級のお道具では
そばにものを置くことすらしないようなお手前になるといいます。

いかに、美しくシンプルな動作で道具を大切にするか。
この意味の大切さは、どんなに時代がたっても移り変わることはないでしょうし、
大量消費社会の現代だからこそ、重要なのではないでしょうか?
# by wachabi_dozeu | 2005-02-01 09:31 | めくるめく茶道の世界



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