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茶道と茶道具について知ったこと、体験したことの記録ブログ
by wachabi_dozeu
会記に頼らない茶会
先日、私の住む千葉県船橋市の船橋茶道連盟主催の新春茶会というのがあり、いろいろ先生方がいらっしゃるということで行ってきました。
三席あったのですが、裏千家の席が一番よかった。
道具組みももちろんよかったのですが、いろいろと説明される席主の先生がとても素敵な方ですごくよかったです。
お道具の中でも印象的だったのが、主茶碗に使用されていた楽家12代弘入の赤楽と菓子器として使用されていた永楽(たしか保全)の青磁の器、あとは大西清右衛門(代忘れた)の釜。
いい味が出ていてとてもよい品でした。楽家の作品は少しでも触れておきたいお年頃(?)なので、こうして本物に触れられるのは貴重です。

六客目ぐらいだった私たちは、青海苔のおはぎみたいなお菓子を
唐津の蛤型の菓子器でいただいたのですが、この組み合わせが、まだまだ寒い初春の干潟、でも少しづつ春が来たような風情でとてもよかったです。
どうしても春っていうと自動的に「梅」とかそんな風になりがちですが、そうじゃない春に出会えてうれしい♪

また、この席でも道具組を説明するのに会記がでてきましたが、これを出すタイミングがよかった。よく、ろくに説明もせずに会記をすぐ出したがる席主や、あまり説明をきかずに会記を所望する客がいますが、この席ではちゃんとひととおり説明があってから、会記がでてきたのでわかりやすかった。
会記も重要ですが、会記に頼らない茶会というのは茶会らしくすがすがしいものです。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-19 18:14 | おけいこ日記
今日のお稽古
今日のお稽古_c0021904_1755287.jpg今日は、午前中ヤフオクの品物が順調に届き時間が余ったので、お稽古にいってきました。
それにしてもゆうパック、福山通運の人々は大体遅めなのでちょっといつも困る。
最近、大体土曜は荷物待ち。
今日は永楽&浄益Wネーム(つまり外側:陶器、内側:銀)の杯と備前水指(惺斎箱書)と織部茶碗(銘 春風:惺斎箱書)が届いた。
茶碗はウン千円台だったので、偽物かな〜と思っていたら箱書も本体もなかなかいいオーラを持っていて、Good!
ただし箱蓋と箱が合ってないのでこれだけは作り直してる感じ。
それにしても得した!わーい。

話それちゃいましたが、今日のお稽古は一人。
先生のところに到着すると別の方がいらっしゃってて、
どっかでお会いしたと思ったら、今度一緒に京都にいくS先生だった。
どうもわたしのお稽古にお客様としてつきあってくださるらしく
超ハラハラドキドキ。

・・・間・・・

というわけで今日は全然だめでした。
チョー基本の基本をいくつか忘れた。
突然お稽古にいくのはやめよう。
ちゃんと予習してから行こう・・・。
そう心に誓ったのでした。

上がったり下がったりな一日。
心を落ち着かせるためにもブログでも書こう。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-19 16:41 | おけいこ日記
即中斎の花押の秘密
即中斎の花押の秘密_c0021904_0582176.gif
即中斎の花押がなぜあのような形になったのかの秘密がついに判明!
(そんなに秘密というわけでもないと思いますが・・・)
これが判ったのは、彼女が数年前、家元での短期講習会に行った時のノートがでてきたから。
講習会ではお稽古だけでなく様々な茶道の知識も教えてくれたそうで、そのメモがご丁寧に残っていたのです。
それにしても、こんなに教えてもらってるのにあんたは全く覚えてないんだい?
もったいないな〜。

そのメモによれば即中斎のあの形は「一心」とかかれているとのこと。
確かにそういわれれば

   左
   一
   心

ですわね〜。

一心とは、茶道に対する一途な心なのでしょうか?
いっしんには「一新」「一身」などなどいろんな漢字も当てられるし
そういった思いがあったのでは?
というのは完全なる想像です・・・。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-19 01:00 | 茶道具ばなし
念願のお寿司屋に行く
16日は彼女の誕生日だったので、2人の念願だった
青山の海味というお寿司屋さんにいきました。
ここは富豪のお友達いわく、「九兵衛よりこっちのほうが上だね」とかなんとか
いっていてすご〜く行きたかったお店。
それなりにお高いことはありますが、カジュアルな感じで
敷居が高くない雰囲気が素敵でした。
銀座の九兵衛って入り口からしてびびる。

念願のお寿司屋に行く_c0021904_16523845.jpgお誕生日ということでプレゼントは中村宗哲の七宝蒔絵の中棗(即中斎在判)
僕の誕生日は白薩摩の茶入(相楽間道仕服つき)をもらったし、ちょっと変な二人です。
もうちょっと若々しいプレゼントとも迷ったんですが、これ(棗)を見てから超一目ぼれ!絶対気に入ってもらえるだろうという信念でこれにしました。
研出蒔絵、梨地蒔絵、螺鈿などなどいろいろな技法で作られたこの棗は華美すぎず、地味すぎず、バランスが美しい逸品。
喜んでもらってよかった!

さて肝心のお寿司ですが、これもまあ、よくもこんなに旨いもの
存在するわという感じで、旨すぎて涙出ました。
なぜか九州近辺の鯛関係が多くて
甘鯛の寿司の皮が特にうまかった。
南の地方が多かったのは北は天気が悪くていいものが
なかったからみたい。

お酒も最高!
2人で1升とまではいかないもののそれぐらいは飲んだと思う。
山形は余目のお酒だったかな?銘柄は覚えてないっす。ぐっすん。
ウニ、イカ、アナゴ、キス、そして時折出てくるおつまみ・・・。
特にすごかったのが車えびのお寿司
20センチはあろうかという車えびが1匹そのままお寿司になってました。
その日はそれが7カンぐらいしか用意できないということで
その限定品をいただきました。
肉厚で甘くて・・・。今思い出してもよだれが・・・。

でももしこれがもっと緊張するようなお店だったらこんなに
楽しめなかったかもしれない。
だから大将をはじめお店のスタッフの雰囲気でこんなにおいしく食べられたし
なにより好きな人と一緒の食事が一番ですね。

たぶん1年に1回ぐらいしかいけないけど
また行きたいなぁ〜。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-18 12:51 | 和の話題
天ヶ下
天ヶ下_c0021904_0405258.jpg先日の先生の古希を祝う会に使用した花と花入れの写真をアップしました。
この椿は天ヶ下(あまがした)という品種。
名古屋の実家に椿がいろいろ咲いているので、送ってもらいました。
ちょい下を、向いちゃったけど、くれない色に白の斑が入っていてちょっぴり豪華なカンジです。
花入れは、ちょっと前に買った黒田正玄の亀甲竹花入。
「相生」という即中斎の銘が入っています。
竹の景色がとっても好き。
銘もこの日になかなかあってたんじゃないかな?と思っています。
# by wachabi_dozeu | 2005-02-13 09:31 | おけいこ日記



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