茶道と茶道具について知ったこと、体験したことの記録ブログ
by wachabi_dozeu
カテゴリ:茶道具ばなし( 11 )
北山会館にいきたいな〜
美術品はおいといて(怒られそう)、箱書見るなら北山会館!
だそうで一度、行ってみたいのですが、ここには清友ホールというのが
ありまして、なんとこのホール、舞台に炉が切ってある!しかも3カ所も!
そんな舞台たぶんここだけ。この舞台を使ってお点前の講習会などが
開かれるみたいです。さすがです。

しかしホームページの説明によれば

「なお、特別展以外の常設展期間中の入館につきましては、北山会館までお問い合わせください。お問い合わせなくご来館いただきますと入館をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。」

敷居たけ〜な〜。いいじゃん興味があってきたんだからさ。
5月に行きますが、予約して行きます・・・。
ここを始め、京都はいろいろ事前予約ものが多いので、そろそろ予定を立てなければ!男1人女5人のハーレム、いや実情パシリになるのは目に見えているので、文句がでないよう十分に準備が必要。
今回は会社も休んで2泊3日にすることを狙っているのでこれから考えます。
宗七郎さま!ぜひご教授を!
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by wachabi_dozeu | 2005-02-25 10:03 | 茶道具ばなし
楽美術館
日本にはいろいろと茶道専門の美術館がありますが、
いままで行った美術館の中でよかったのが、楽美術館
いままで、大樋美術館なども行ったことがありますが、とくに楽美術館は勉強になりました。そのときは長次郎から当代まで一通り並んでいて、ちゃんと茶碗の下には鏡がおいてあり、楽印も見えるようになっていて、茶道関係に興味がある人のかゆいとこに手が届くような親切な展示(?)だった。
帰りに楽家の本を買ったのですが、この時買った本は、いまでもヤフオクでの真贋の見極めに使っていてすご〜く重宝しています。

それにしても、最近、茶会などいろいろな、ところで楽家のお茶碗を拝見し思うのは、もちろん真贋を見極めるのに楽印というのは重要なのですが、それ以上に土のテイストが重要なのでは?ということ。
黒楽茶碗では。高台が土見せなことが多いですが、この土の色が違う気がする・・・。
すっかり忘れていたのですが、楽家が使用している土って100年以上寝かした土だそうで、今の楽吉左衛門さんは、先々々代の弘入時代の土を使っている。という説明が美術館内にあったのを思い出しました。
100年寝かせると味わいのあるいい焼き物ができるそうです。そうやって楽家は代々土を受け継ぎ、今の楽吉左衛門さんも22世紀の子孫のための土を集めているらしい。
本当にこれを書いてて思い出した!
だからあの独特の風合いがでるんだな〜。
幸いにも(?)私は偽物をもっているので、その違いが何となく判ります。

楽美術館では毎月か収蔵品を使ってお茶会が開かれるとのこと。
もっと本物にふれ、作品の力を感じることができるようになりたいです。
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by wachabi_dozeu | 2005-02-24 21:03 | 茶道具ばなし
自動車判と飛行機判
c0021904_1938588.gif先日、即中斎の花押が「一心」ということを書いたのですが、早速、カラスさんよりコメントをいただいたので、続いて、惺斎の花押にもちょっとしたいわれがあるのを知ったので書いてみたいと思います。

惺斎の花押にはまるっこいのと十字みたいなのと二種類あることが知られてますが、どうもこれにはまるっこいの=自動車判、十字みたいなの=飛行機判という別名(愛称?)があるのが判明。
まるっこいのはタイヤみたいだから?
十字なのは複葉機みたいだから?
惺斎が亡くなったのが、昭和12年(1937年)だから一応二つとも存在はしてると思うのですが、なんとなく、お道具屋の人々が愛称として付けた気がする。
ずいぶんハイテクなネーミングだから・・・。

なんのために惺斎家元はこの二つを使い分けたのか?
それとも時代の違い?
などなど謎はつきませんが、自動車判の花押はなんとなく好きです。
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by wachabi_dozeu | 2005-02-19 19:40 | 茶道具ばなし
即中斎の花押の秘密
c0021904_0582176.gif
即中斎の花押がなぜあのような形になったのかの秘密がついに判明!
(そんなに秘密というわけでもないと思いますが・・・)
これが判ったのは、彼女が数年前、家元での短期講習会に行った時のノートがでてきたから。
講習会ではお稽古だけでなく様々な茶道の知識も教えてくれたそうで、そのメモがご丁寧に残っていたのです。
それにしても、こんなに教えてもらってるのにあんたは全く覚えてないんだい?
もったいないな〜。

そのメモによれば即中斎のあの形は「一心」とかかれているとのこと。
確かにそういわれれば

   左
   一
   心

ですわね〜。

一心とは、茶道に対する一途な心なのでしょうか?
いっしんには「一新」「一身」などなどいろんな漢字も当てられるし
そういった思いがあったのでは?
というのは完全なる想像です・・・。
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by wachabi_dozeu | 2005-02-19 01:00 | 茶道具ばなし
お道具はやっぱり“箱”で決まる!
最近、本屋に行くとまず、茶道コーナーにいってしまうほど
あいかわらずの状態が続いています。
ヤフオクの本だと、たぶんそれ以外、ほとんど世の中に出回ってないと
思うので買ってしまうのですが、本屋の本は基本的にどこでもあるし
ほんとにほしけりゃアマゾンで買いますわ〜。ということで
少しづつ立ち読みしてます。

その中でよく見るのが箱書について書かれた本。
この本のすごいところは、中身そっちのけでひたすら箱と箱書について
ほりさげているんです。
その本の中に名物だったか唐物の茶入の話があり、さすが銘品だけあって、
すごい内容でした。

本体、本体の箱(いわゆる挽屋)、挽屋の箱、挽屋の箱の箱、
蓋が3セット、そして蓋の箱
仕服が3セット、そして仕服の箱、
本体の台(堆朱)、台の箱、
本体のいわれと思われる掛け軸3本
で全部を収納する箱、
などなど、本体は10センチぐらいのものなのに、
最後の箱は1メートルぐらいあるのです。

マトリョーシカみたいに、次から次へとでてくる箱たち
箱という付属物によって、価値が形成される
この世界の経済観念ってある意味、すごい高度。
よく、お金の価値は信用によって形成されているといいますが
お道具の世界は、ある意味、その究極形ともいえるんじゃないかと思います。

もちろん、利休が形成した侘びの世界と反するのでは?
という批判的な意見ももっともであるんですが、
そういうマーケットが長きにわたって維持されてきたのは、やはりすごい!
(でも利休がそういうマーケティング戦略の首謀者の気もしますが・・・)

最近、広告の世界に生きている私にとって、
このマーケティング/ブランディング戦略は
どこか学べるものがあるんじゃないかと思うのです。
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by wachabi_dozeu | 2005-01-28 02:15 | 茶道具ばなし
しろ箒 VS シュロ箒 の続き
しろ箒 VS シュロ箒

自分トラバでなんだが、先日の棕櫚箒ネタについて、続編があったので
記しておく。
今日お稽古にて、先生に外腰掛が2つある場合には、棕櫚箒と蕨箒の両方
をかけるけど、じゃあ、1つしかない場合はどうするの?
と聞いたところ、最初は棕櫚箒を、中立ちの時は蕨箒をかけるとのこと。
聞いてしまえばなんてことのないことであった。

それにしても、こんな変な質問にもさらっと答えてくれる先生はすごい。
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by wachabi_dozeu | 2005-01-24 01:03 | 茶道具ばなし
幸せの(?)黄色い紐
最近、お道具について、新発見があったのでお伝えしたい。
それは、書付などがついている箱の紐についてのお話。
いままでなんとなく、いろんな紐があるな~とは思っていましたが
その根拠についてはあんまり考えたことがなかった。

偶然、本屋でお道具の本を立ち読みしているとそれについての記述を発見。
どうも、表千家は黄色の紐で、裏千家は茶色に緑のふちどりつきの紐。
武者小路もなんとなく決まりがあるらしい。

そういわれてみると、うちのお道具をはじめ、先生のところでも
おばさんの家でも、全部黄色の紐だった。

なるほど~。

これから、何かと黄色の紐を使おっと。
(ミーハーなワタシ)
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by wachabi_dozeu | 2005-01-18 13:15 | 茶道具ばなし
しろ箒 VS シュロ箒
新年の初釜のことは先日、書いた通りだが、その際、連れ合いより、
「あなた、シュロ箒って書いてあったけど、あれ白箒じゃないの〜?」と
指摘があって「そうなのかな?」と思っていたが、わしはまちがっておらん!
ということを今日証明したい。

茶事では席に入る前に、寄付→腰掛という順に進んでいくわけだが、
腰掛は縁側風になっており、並んで座ることになる。
その際、どっちが正客?ということを解るように詰客側に、
ほうきが添えられていることになっている。(と解釈している)

で、このほうきが今回問題なのである。

普段は、プラスチック製のイミテーションを使っているのだが、
年に何回か、先生の家の裏に生えている植物を切ってきて、
それでほうきを作ることがある。
いままで、シュロ箒ということだということを断固主張できなかったのは、
まず、この植物に原因がある。

私の記憶の中ではシュロとはもっと椰子の木みたいなものを想像していただけに
こんなひょろひょろしていないと思っていた。
それにシュロ箒とは、よく昭和の小津映画などに出てくる茶色で幅広のほうきを
想像していただけに、ちょっと違うのでは〜などと思っていた。

なので改めてネットを駆使して調べてみたのだ。
数寄屋建築語集なるサイトでは

棕櫚箒(しゅろぼうき)
露地用具の一つ。棕櫚の葉を束ねて藤蔓で編んだ箒。柄は青竹。

ということ。ふふふ♪

いろいろな茶会記的サイトを見ていくと
どうもこの腰掛の棕櫚箒を「青々とした素晴らしい棕櫚箒だった。云々」
と褒め称える記事がいろいろとあったりする。
うーん、こういうのを読むと、初釜についてこのことに触れることが
できなかったのは今更ながら大変に悔やまれる。くぉ〜。

どうも、いままで私がシュロ箒だと思っていたのは、もっとでっかいシュロの木の
幹の毛みたいなので作ったものでどちらもシュロ箒ということだった。

ところでさっきからシュロ箒、棕櫚箒と表現がぶれているので
私的には今後茶事のほうきは、棕櫚箒。
掃除に使うほうきは、シュロ箒
でほうきはほうき。
と統一することにする!
だからなんだということだが、仕事柄こういうことをきっちりすることが
求められがちなので一応決めておく。

でも、結局なんで、この棕櫚箒なる物体がここにあるのかはわかんなかったので
今後とも調査を継続することにした。

腰掛にはちなみに、棕櫚箒以外にも蕨箒がある。
実用造園用語辞典なるサイトによれば

蕨の茎葉を束ねて作った箒で、露地において塵穴の近くの壁面に掛けられる。
実際には使用せず露地の景色である。

ということなので、より詰客側にかけられるもののよう。
先生の家では、腰掛が二つあるので、詰客側の腰掛のさらに詰客側にひっかけられているけど、ほかのところではどうなんでしょうかね?

それにしても、ほうきひとつでこんなに決まり事があるなんて難しい世界だわね。
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by wachabi_dozeu | 2005-01-14 22:24 | 茶道具ばなし
のんこうについて考える
さて「のんこう」である。
知らない人にはなんのことやら・・・。
でも、知っている人でも、なんで「のんこう」なのかはわからない。たぶん。

のんこうとは、陶器の窯元、楽家の三代目道入の別名(愛称?)
楽家とは千家十職の中でも特に重要な職家のようで、利休が、秀吉の作った聚楽第でお茶を点てるため、長次郎に命じてお茶碗を作らせたので、後に聚楽第の「楽」を名乗るようになったといういわれがある。
そして三代目道入は、1599年から1656年に没するまで作陶を行っていた
楽家の中でも名工と言われる人物である。

ちなみに表千家三代目家元、宗旦と同時代の人物で、結構この人のプロデュースも大きかったのではと思う。
というものこの「のんこう」という不思議なネーミングがそれを物語っている。
宗旦と道入が一緒にお伊勢参りに行った際、たまたま寄ったお茶屋が「のんこ」という名前だったらしい。
それでその店の裏手にちょうどいい竹があって宗旦はその竹を切り、二重切りの花入れを作ったそうだ。宗旦はその花入れをお茶屋の名前から「のんこう」と名付けたというわけ。
どういうわけかこの花入れが道入の所持となり、家で使っていたわけだが、そのいわれを知っている人々がそれをみて道入のことを「のんこう」と呼ぶようになったということだ。いまでも楽家には、この花入れがあるんだって。

うーんなんかこの話、変!
だって陶芸と全然関係ないじゃん!
もっとさ〜、道入の名工ぶりを称えたネーミングにしようよ!
セブンイレブンの裏手の竹藪から取ってきた竹で花入れをつくったら
七十一と名付けるに違いない!この人たちは。

なんとなくがっかりですが、以前のコンテンツでのんこうについて調べてみたいと思ったら、手に取った「茶道雑誌」に偶然、載っていて、この巡り合わせはすごいなというのが今回の調査のまとめです。

乱文申し訳ないです。
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by wachabi_dozeu | 2005-01-07 21:43 | 茶道具ばなし
千家十職を作ったのは三越だった!
茶道具の世界では、一つのブランドになっている千家十職。
みんな大体、利休のころから代々続いているものだから当然昔からあるって思いがちだけど、実はこのネーミングにはそんなに歴史はない。もちろん利休のころから出入りしてたり、その後の如心斎のころからだったりかなり昔からゆかりがある家々ばかり。でも大正時代になって、おそらく明治の反動だとはおもうのだけど、茶道人気が高まるにつれて大阪の三越がお道具展を実施することになり、そのとき三越が千家ゆかりの職人集団に千家十職とネーミングしたのがはじまりとか。
いまでいうと「10職人による京都伝統工芸展」みたいなもんなのでしょう。キャッチコピーなのかな?それから千家十職というのが有名になったのですね〜。じゃあ千家十職以外はだめなのかというと全然そんなことはなくて、他にも優れた職人家はいっぱいあって十職以外にも代々の家元の箱書きはたくさん残されています。それらの家々の総称は職家(しょっか)といわれています。
この十職に入れなかった家はどうなんでしょうか。各家々の格付けはよくわかりませんがその違いは大きかったように思います。ちなみに千家十職の正しい読み方は「せんけじゅっしょく」。ずーっと「せんけじゅっしき」だとおもっていたのですが勘違い。でもこの読み方、「新潮 世界美術辞典」という本も間違っているらしく私だけじゃないもんね。と胸をなで下ろすのでした・・・。
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by wachabi_dozeu | 2004-12-29 11:44 | 茶道具ばなし



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