茶道と茶道具ブログ:和茶美
2005-02-25T10:08:26+09:00
wachabi_dozeu
茶道と茶道具について知ったこと、体験したことの記録ブログ
Excite Blog
北山会館にいきたいな〜
http://dozeu.exblog.jp/771971/
2005-02-25T10:03:00+09:00
2005-02-25T10:08:26+09:00
2005-02-20T10:02:21+09:00
wachabi_dozeu
茶道具ばなし
だそうで一度、行ってみたいのですが、ここには清友ホールというのが
ありまして、なんとこのホール、舞台に炉が切ってある!しかも3カ所も!
そんな舞台たぶんここだけ。この舞台を使ってお点前の講習会などが
開かれるみたいです。さすがです。
しかしホームページの説明によれば
「なお、特別展以外の常設展期間中の入館につきましては、北山会館までお問い合わせください。お問い合わせなくご来館いただきますと入館をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。」
敷居たけ〜な〜。いいじゃん興味があってきたんだからさ。
5月に行きますが、予約して行きます・・・。
ここを始め、京都はいろいろ事前予約ものが多いので、そろそろ予定を立てなければ!男1人女5人のハーレム、いや実情パシリになるのは目に見えているので、文句がでないよう十分に準備が必要。
今回は会社も休んで2泊3日にすることを狙っているのでこれから考えます。
宗七郎さま!ぜひご教授を!
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楽美術館
http://dozeu.exblog.jp/771871/
2005-02-24T21:03:00+09:00
2005-02-24T21:06:41+09:00
2005-02-20T09:46:35+09:00
wachabi_dozeu
茶道具ばなし
いままで行った美術館の中でよかったのが、楽美術館。
いままで、大樋美術館なども行ったことがありますが、とくに楽美術館は勉強になりました。そのときは長次郎から当代まで一通り並んでいて、ちゃんと茶碗の下には鏡がおいてあり、楽印も見えるようになっていて、茶道関係に興味がある人のかゆいとこに手が届くような親切な展示(?)だった。
帰りに楽家の本を買ったのですが、この時買った本は、いまでもヤフオクでの真贋の見極めに使っていてすご〜く重宝しています。
それにしても、最近、茶会などいろいろな、ところで楽家のお茶碗を拝見し思うのは、もちろん真贋を見極めるのに楽印というのは重要なのですが、それ以上に土のテイストが重要なのでは?ということ。
黒楽茶碗では。高台が土見せなことが多いですが、この土の色が違う気がする・・・。
すっかり忘れていたのですが、楽家が使用している土って100年以上寝かした土だそうで、今の楽吉左衛門さんは、先々々代の弘入時代の土を使っている。という説明が美術館内にあったのを思い出しました。
100年寝かせると味わいのあるいい焼き物ができるそうです。そうやって楽家は代々土を受け継ぎ、今の楽吉左衛門さんも22世紀の子孫のための土を集めているらしい。
本当にこれを書いてて思い出した!
だからあの独特の風合いがでるんだな〜。
幸いにも(?)私は偽物をもっているので、その違いが何となく判ります。
楽美術館では毎月か収蔵品を使ってお茶会が開かれるとのこと。
もっと本物にふれ、作品の力を感じることができるようになりたいです。]]>
迷わず行けよ 行けばわかる!
http://dozeu.exblog.jp/763778/
2005-02-23T12:30:00+09:00
2005-02-23T12:27:58+09:00
2005-02-19T20:25:10+09:00
wachabi_dozeu
めくるめく茶道の世界
一休さんとはもちろん
「あわてな〜い、あわてない♪ひとやすみ、ひとやすみ♪」
もしくは
「おもしろかった?じゃあね〜♪」
の一休さん。
(20代後半〜30代の方にしかわからないかも?:いまだに私は会社から帰るとき、「じゃあね〜♪」といってしまうが、これが一休さん由来だったということを今思い出した!)
小学生だった私は、やたらとアニメの再放送をみていたので超なじみの人物なのです。
さてその一休さんですが、アニメの設定通り、後小松天皇のご落胤らしい。
アニメの舞台ともなった安国寺を経て、22才で大徳寺入り。
そして、81才で大徳寺第47代住持になったようです。
このとき大徳寺は南北朝時代に南朝側についていたがため、室町時代になると北朝側だった室町幕府は大徳寺を軽んじ、ちょっと落ちぶれ気味。しかも応仁の乱で、当初の伽藍も燃えちゃいました。
そのため、一休さんは、当時力をつけつつあった堺商人のバックアップを得て、これを再興したのです。この当時の堺商人といえば、武野紹鴎やら今井宗久やら、茶道の世界での有名人がいっぱい。きっと、ビジネスと宗教と権力とをこの人たちが茶道の力によってダイナミックにまとめていった時代なんでしょうね。
でも、一休さん自体は、大徳寺には行かず、その証の紫衣も着なかったといわれているようで、結構変わり者。なんといっても、その当時、仏教の戒律で絶対禁止されてた飲酒、肉食、セックスを行い、へんてこりんな格好などで町を歩いていたみたいです。
なんといっても特筆すべきは
「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかる」
というアントニオ猪木のあのフレーズは一休さんの言葉であるということ。
いや〜一休さんってほんと身近な人なんですね〜。]]>
なぜ千家の人々の名前には「宗」の文字がつくのか?
http://dozeu.exblog.jp/762948/
2005-02-20T19:13:00+09:00
2005-02-21T19:09:18+09:00
2005-02-19T19:11:46+09:00
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めくるめく茶道の世界
などなどお茶の人々には「宗」の文字が多い。
それは茶道の世界で総本山的に君臨する大徳寺に大いなる影響があるようです。
大徳寺とは京都にあるお寺のテーマパーク的お寺(あくまで私の最初の印象:小学生の時の!)ですが、このお寺を鎌倉時代末期に開山したのが宗峰妙超(大燈国師)というえら〜い和尚さま。
この宗峰妙超の「宗」の文字がどうも千家のお名前の由来のようです。
当初、大徳寺は南北朝時代から室町時代へといろいろ時代に翻弄され、苦労していたみたいですが、あの一休さんがちょっとおちぶれ気味の大徳寺を再興。その時それをバックアップしていたのが村田珠光などの茶人たち。それ以来、武野紹鴎、千利休など茶道の重要人物たちが帰依し、今にいたっているわけです。
現在は利休のお墓のある大徳寺聚光院など、大徳寺内には20以上ものお寺があり、
本当に禅宗のテーマパークの様相です。
小学生以来行ってないですが、いまこそ行きたい大徳寺。
いまんとこ5月に行けそうな予感。
いまから楽しみ♪]]>
自動車判と飛行機判
http://dozeu.exblog.jp/763257/
2005-02-19T19:40:37+09:00
2005-02-20T12:30:24+09:00
2005-02-19T19:38:36+09:00
wachabi_dozeu
茶道具ばなし
先日、即中斎の花押が「一心」ということを書いたのですが、早速、カラスさんよりコメントをいただいたので、続いて、惺斎の花押にもちょっとしたいわれがあるのを知ったので書いてみたいと思います。
惺斎の花押にはまるっこいのと十字みたいなのと二種類あることが知られてますが、どうもこれにはまるっこいの=自動車判、十字みたいなの=飛行機判という別名(愛称?)があるのが判明。
まるっこいのはタイヤみたいだから?
十字なのは複葉機みたいだから?
惺斎が亡くなったのが、昭和12年(1937年)だから一応二つとも存在はしてると思うのですが、なんとなく、お道具屋の人々が愛称として付けた気がする。
ずいぶんハイテクなネーミングだから・・・。
なんのために惺斎家元はこの二つを使い分けたのか?
それとも時代の違い?
などなど謎はつきませんが、自動車判の花押はなんとなく好きです。]]>
会記に頼らない茶会
http://dozeu.exblog.jp/762351/
2005-02-19T18:14:34+09:00
2005-02-19T18:15:09+09:00
2005-02-19T18:13:39+09:00
wachabi_dozeu
おけいこ日記
三席あったのですが、裏千家の席が一番よかった。
道具組みももちろんよかったのですが、いろいろと説明される席主の先生がとても素敵な方ですごくよかったです。
お道具の中でも印象的だったのが、主茶碗に使用されていた楽家12代弘入の赤楽と菓子器として使用されていた永楽(たしか保全)の青磁の器、あとは大西清右衛門(代忘れた)の釜。
いい味が出ていてとてもよい品でした。楽家の作品は少しでも触れておきたいお年頃(?)なので、こうして本物に触れられるのは貴重です。
六客目ぐらいだった私たちは、青海苔のおはぎみたいなお菓子を
唐津の蛤型の菓子器でいただいたのですが、この組み合わせが、まだまだ寒い初春の干潟、でも少しづつ春が来たような風情でとてもよかったです。
どうしても春っていうと自動的に「梅」とかそんな風になりがちですが、そうじゃない春に出会えてうれしい♪
また、この席でも道具組を説明するのに会記がでてきましたが、これを出すタイミングがよかった。よく、ろくに説明もせずに会記をすぐ出したがる席主や、あまり説明をきかずに会記を所望する客がいますが、この席ではちゃんとひととおり説明があってから、会記がでてきたのでわかりやすかった。
会記も重要ですが、会記に頼らない茶会というのは茶会らしくすがすがしいものです。]]>
今日のお稽古
http://dozeu.exblog.jp/761292/
2005-02-19T16:41:58+09:00
2005-02-19T17:05:47+09:00
2005-02-19T16:41:04+09:00
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おけいこ日記
今日は、午前中ヤフオクの品物が順調に届き時間が余ったので、お稽古にいってきました。
それにしてもゆうパック、福山通運の人々は大体遅めなのでちょっといつも困る。
最近、大体土曜は荷物待ち。
今日は永楽&浄益Wネーム(つまり外側:陶器、内側:銀)の杯と備前水指(惺斎箱書)と織部茶碗(銘 春風:惺斎箱書)が届いた。
茶碗はウン千円台だったので、偽物かな〜と思っていたら箱書も本体もなかなかいいオーラを持っていて、Good!
ただし箱蓋と箱が合ってないのでこれだけは作り直してる感じ。
それにしても得した!わーい。
話それちゃいましたが、今日のお稽古は一人。
先生のところに到着すると別の方がいらっしゃってて、
どっかでお会いしたと思ったら、今度一緒に京都にいくS先生だった。
どうもわたしのお稽古にお客様としてつきあってくださるらしく
超ハラハラドキドキ。
・・・間・・・
というわけで今日は全然だめでした。
チョー基本の基本をいくつか忘れた。
突然お稽古にいくのはやめよう。
ちゃんと予習してから行こう・・・。
そう心に誓ったのでした。
上がったり下がったりな一日。
心を落ち着かせるためにもブログでも書こう。
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即中斎の花押の秘密
http://dozeu.exblog.jp/754421/
2005-02-19T01:00:40+09:00
2005-02-19T17:12:03+09:00
2005-02-19T00:59:11+09:00
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茶道具ばなし
即中斎の花押がなぜあのような形になったのかの秘密がついに判明!
(そんなに秘密というわけでもないと思いますが・・・)
これが判ったのは、彼女が数年前、家元での短期講習会に行った時のノートがでてきたから。
講習会ではお稽古だけでなく様々な茶道の知識も教えてくれたそうで、そのメモがご丁寧に残っていたのです。
それにしても、こんなに教えてもらってるのにあんたは全く覚えてないんだい?
もったいないな〜。
そのメモによれば即中斎のあの形は「一心」とかかれているとのこと。
確かにそういわれれば
左
一
心
ですわね〜。
一心とは、茶道に対する一途な心なのでしょうか?
いっしんには「一新」「一身」などなどいろんな漢字も当てられるし
そういった思いがあったのでは?
というのは完全なる想像です・・・。]]>
念願のお寿司屋に行く
http://dozeu.exblog.jp/744844/
2005-02-18T12:51:33+09:00
2005-02-19T16:53:28+09:00
2005-02-18T12:50:05+09:00
wachabi_dozeu
和の話題
青山の海味というお寿司屋さんにいきました。
ここは富豪のお友達いわく、「九兵衛よりこっちのほうが上だね」とかなんとか
いっていてすご〜く行きたかったお店。
それなりにお高いことはありますが、カジュアルな感じで
敷居が高くない雰囲気が素敵でした。
銀座の九兵衛って入り口からしてびびる。
お誕生日ということでプレゼントは中村宗哲の七宝蒔絵の中棗(即中斎在判)
僕の誕生日は白薩摩の茶入(相楽間道仕服つき)をもらったし、ちょっと変な二人です。
もうちょっと若々しいプレゼントとも迷ったんですが、これ(棗)を見てから超一目ぼれ!絶対気に入ってもらえるだろうという信念でこれにしました。
研出蒔絵、梨地蒔絵、螺鈿などなどいろいろな技法で作られたこの棗は華美すぎず、地味すぎず、バランスが美しい逸品。
喜んでもらってよかった!
さて肝心のお寿司ですが、これもまあ、よくもこんなに旨いもの
存在するわという感じで、旨すぎて涙出ました。
なぜか九州近辺の鯛関係が多くて
甘鯛の寿司の皮が特にうまかった。
南の地方が多かったのは北は天気が悪くていいものが
なかったからみたい。
お酒も最高!
2人で1升とまではいかないもののそれぐらいは飲んだと思う。
山形は余目のお酒だったかな?銘柄は覚えてないっす。ぐっすん。
ウニ、イカ、アナゴ、キス、そして時折出てくるおつまみ・・・。
特にすごかったのが車えびのお寿司
20センチはあろうかという車えびが1匹そのままお寿司になってました。
その日はそれが7カンぐらいしか用意できないということで
その限定品をいただきました。
肉厚で甘くて・・・。今思い出してもよだれが・・・。
でももしこれがもっと緊張するようなお店だったらこんなに
楽しめなかったかもしれない。
だから大将をはじめお店のスタッフの雰囲気でこんなにおいしく食べられたし
なにより好きな人と一緒の食事が一番ですね。
たぶん1年に1回ぐらいしかいけないけど
また行きたいなぁ〜。
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天ヶ下
http://dozeu.exblog.jp/669674/
2005-02-13T09:31:04+09:00
2005-02-19T00:40:46+09:00
2005-02-13T09:29:45+09:00
wachabi_dozeu
おけいこ日記
先日の先生の古希を祝う会に使用した花と花入れの写真をアップしました。
この椿は天ヶ下(あまがした)という品種。
名古屋の実家に椿がいろいろ咲いているので、送ってもらいました。
ちょい下を、向いちゃったけど、くれない色に白の斑が入っていてちょっぴり豪華なカンジです。
花入れは、ちょっと前に買った黒田正玄の亀甲竹花入。
「相生」という即中斎の銘が入っています。
竹の景色がとっても好き。
銘もこの日になかなかあってたんじゃないかな?と思っています。]]>
ディズニーランドと茶道
http://dozeu.exblog.jp/663169/
2005-02-12T21:39:12+09:00
2005-02-12T21:37:53+09:00
2005-02-12T21:37:53+09:00
wachabi_dozeu
めくるめく茶道の世界
最近、拝見させていただいている宗七郎さんのブログにやや影響されて
今日はディズニーリゾート内のイクスピアリに行ってきました。
今は仮にも千葉県民なので、よく近くは通るのですが、
中に入るのは2回目だったりする。
シー&ランドも年1回ぐらい交互に行くぐらい。
なかなか高いしね。
イクスピアリは、同じようなお台場のヴィーナスフォートよりも造りが
よくて雰囲気もいいんだけど、お店のセレクションが独特なので
ショッピングしづらい・・・。でもレストランはおいしそう。
今日は主に映画を見た。ここのシネコンは14個ぐらいあるので
かなりまめに時間が設定されてて便利。
でもソニーの音響システムがいまいち。本当にソニーは大嫌い。
映画はオベラ座の怪人を見たんだけど主人公の女が、
あなただけとかいってるのにころころ心変わりするし
男も男で「君を守る」とかいってるのに全然守ってないし・・・。
ど〜なっとんじゃい!という映画でした。
文句が多いですね。今日は。
すみません。
イクスピアリにいって、大学生の時分、ディズニーランドで論文を書いたことを
思い出しました。
確かディズニーランドの都市構造についての云々だったと思うんだけど、
ここでは、様々なゲート&ウェイが日常生活からの脱却を図るためにどのように
影響しているか・・・とかそんな内容だったような気がします。
そういえば茶道も様々な門と道を設定することよって、精神的に浮世からの脱却を
はかってるんだよね。
無理やり茶道につなげてますが、そんなことを思い出した次第です。
ディズニーランドの世界では、ちょっとづつ、大きさとか直線→曲線とか
いろんなものを普段生活の中にあるものから、「ズレ」を生じさせることで
見る人にめまいのような感覚を与え、それをきっかけにファンタジーに連れて行く
機能があるように思います。
茶道でも利休は「花は野にあるように(だっけ?)」とか言ってますが、
実際に野のまんまでは、その美しさに気づかなかったわけで、
一輪をその風景から切り出して、ミニマムな空間の中に置くことで
普段見ている花の姿から「ズレ」を感じ、見ている人は
より想像力をかき立てられているのではないでしょうか?
この文章でうまく伝えられているかどうかわかりませんが
そんなことを考えた一日でした。
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先生のお誕生日お茶会
http://dozeu.exblog.jp/657394/
2005-02-12T12:00:13+09:00
2005-02-12T11:59:19+09:00
2005-02-12T11:59:19+09:00
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未分類
茶室で記念茶会を開催しました。
みんなで懐石をちょっとづつ持ち寄って大徳寺重でいただいたのですが
素人集団とは思えないうまさ!みんなありがとう〜。(特にSさん!)
Sさんが用意してくれたお椀が赤漆なんだけど蓋だけ金彩で菊が描かれていて
真蒸からあがる湯気のしずくがその絵をみずみずしく見せてとても美しかった。
真蒸も超うまくて感動です。
お重のほうは、肉、魚、野菜で美しく彩られていて10品以上もあった。
特においしかったのは、生麩を中心につくねと揚げで巻いた強肴。
出汁が染みてとってもよかった。
うちの実家から送ってもらった銀杏や、Sさんが用意してくれた肉、
築地でかってきた慈姑(くわい)にタラの芽と少しずつだったけど
めでたく、そしておいしいものばかりでした。
その後にみんなでお茶をいただきました。
Sさんの家の茶室は、寸法的にちょっと?なんじゃないかと思われてたけど、
10人ぴったり入れたし、お茶を点てる人も結構点てやすそうに見えた。
ここで先生にお茶杓をプレゼント。
ヤフオクで見つけたやつなんだけど黒田正玄が削って
中村宗哲が高台寺蒔絵を施し、即中斎が「無事」と銘をいれたもの。
無事の意味は本当は違うんだけど、先生のこれからの健康を
お祈りしてこれにしました。
すごい喜んでいただいてよかった!
というわけでこの茶杓をそのまま使わせていただくことに。
なぜか最初は、お薄を飲むことになって
Sさんの超立派な遠山蒔絵の大棗を使用。
蓋の内側には住吉蒔絵みたいな景色、立ち上がりには桜と楓の蒔絵と
素晴らしい逸品でした。
お菓子は、船橋の馬込沢というとこにある春日野というお菓子屋さんの
梅の練りきり。うめのワンポイントが素敵。
茶碗は京焼だと思うけど桜の金彩。ぽってりしていい茶碗でした。
最後に茶杓をあらためて拝見。菊と桐の蒔絵がとても美しかったです。
続いて濃茶をいただく。こちらは日本橋高島屋にある柳桜園の
祥雲の昔を使用。すごい濃いお茶でしたが、それでもあまり苦くなく
素晴らしいお茶でした。
昨日1日準備していて思ったのは、お道具の取り合わせって
よく季節感とか行事にちなんでとかいうけど、本当にムズカシイ。
とりあえず今は手元にあるものを持ち寄るしかない状態では
風情のある茶会を開くのは難しいものだと実感しました。
先生のところでは何月は何と決まっているけど、
これからこういう会があったらもっと自分ならではの取り合わせを
みつけていきたいものだと実感しました。
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炭点前再び
http://dozeu.exblog.jp/573932/
2005-02-06T10:29:35+09:00
2005-02-06T11:49:48+09:00
2005-02-06T10:27:34+09:00
wachabi_dozeu
おけいこ日記
ずっと通勤の間でも頭の中でシュミレーションしてたのに、
この数日間めっちゃ会社が忙しかったせいもあり、ちょい忘れで、
あまり進歩していなかった。
最初のほうは大丈夫になってきたけど3つの点前とも、最後の方が全然。
お茶とうは薄茶だからしまい方も普通なので、まだなんとかなりそうだけど
炭点前では、
お香合の拝見に出した後、灰器を下げる。
水くみやかんを持ち出して、水を追加した後、釜を拭いて、また戻る。
釜を炉に戻して、炭取りを下げて、戸を閉める。
という一連の動作を完全に忘れてしまった。
それにしてもやること多いな〜。これに問答も入るわけだから
どこかで飛んでしまわないかと心配です。
茶かぶきでも、二服のんだ後の、本茶を出すための四方回し、茶巾絞り、水指の蓋をあける、などなどのことがぜんぜん解ってなかった。
これからは後半中心にシミュレーションしていこう。
茶事まであと1ヶ月ちょっと。もうちょっとがんばろう。は〜。]]>
茶室のかをり
http://dozeu.exblog.jp/573833/
2005-02-02T10:11:00+09:00
2005-02-06T11:49:30+09:00
2005-02-06T10:10:51+09:00
wachabi_dozeu
めくるめく茶道の世界
大学内の美術棟に入ったら油絵具の匂いがして、家に帰ってきたみたいに
感じたことがあります。
千葉の野田の友人は野田駅に着いたとたん醤油の香りがして、家に帰ってきたな〜。という気がする(ほんとにそんな匂いするのかな?)といっていたことがあります。
嗅覚って、人間の奥底の記憶やら体験やらを
ひっぱりあげることができる感覚なんじゃないかな?
茶道は、この香りの感覚をいろいろ楽しむことができます。
まずはお茶の香り。
飲む時には青々しい香りを感じますが、特に口切りの茶事では、
新茶を石臼で挽いてその新鮮な香りを楽しむことができます。
そして炭の香り。
たぶんお茶室の香りの基本はこの炭の香りのような気がしますが
炭の作用で余分な匂いを取り除き、茶室の空気を清浄に保っているのでは
ないでしょうか?
お香の香りもあります。
季節に応じて香木、練香が使い分けられますが、
炭点前をしない大寄せの茶会でも、必ず香合が出されるということは
香りが大切にされている証なのではないかと思います。
七事式の且座では、正客から順に花を活けたり、炭を直したりしますが、
三客が香道の所作にならい、お香を点て、全員でその香りを聴きます。
他にも畳の香りなどもありますが、逆に、茶花として活ける花は
お茶の香りを損ねるということで、あまり香りの強いのは
避けなければいけません。
茶道には、せわしない現世から遠ざかり、その精神世界に没頭するための
ゲートウェイがいくつも設定されていますが、
嗅覚においても、普段の生活の匂いを断ち切り、洗練された香りの世界を
作りあげることで、より禅の精神に没頭することができるのだと思います。
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お道具を大切に
http://dozeu.exblog.jp/573632/
2005-02-01T09:31:00+09:00
2005-02-12T12:00:36+09:00
2005-02-06T09:30:30+09:00
wachabi_dozeu
めくるめく茶道の世界
その中でも重要な意味の一つとして、「お道具を大切にする」という事が
あります。
美術品として鑑賞されるだけなら、きれいに残っているのも頷けますが
道具として使用された上で、桃山期以前のものでも
ちゃんと残っているということは、このことが徹底されていたからでしょう。
例えば、客の作法で、お茶を飲む際、飲み口を内回しに2回回しますが、
これも、亭主から出された茶碗の正面を遠慮するという意味の他に、
その大切な正面を少しでも傷つけることのないよう避ける意味もあるといいます。
お茶を点てる際にも、道具を取り扱うのに、右手と左手を複雑に使い分けますが
最初はなんでこんなにむずかしいの?とか思いましたが、
よく考えてみると、道具と道具をぶつけることのないよう、また、ひじなどと道具を
ぶつけないよう意味があることがわかります。
また、道具の大切さによって、所作も違ってきます。名物級のお道具では
そばにものを置くことすらしないようなお手前になるといいます。
いかに、美しくシンプルな動作で道具を大切にするか。
この意味の大切さは、どんなに時代がたっても移り変わることはないでしょうし、
大量消費社会の現代だからこそ、重要なのではないでしょうか?]]>
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