日本にはいろいろと茶道専門の美術館がありますが、
いままで行った美術館の中でよかったのが、楽美術館。 いままで、大樋美術館なども行ったことがありますが、とくに楽美術館は勉強になりました。そのときは長次郎から当代まで一通り並んでいて、ちゃんと茶碗の下には鏡がおいてあり、楽印も見えるようになっていて、茶道関係に興味がある人のかゆいとこに手が届くような親切な展示(?)だった。 帰りに楽家の本を買ったのですが、この時買った本は、いまでもヤフオクでの真贋の見極めに使っていてすご〜く重宝しています。 それにしても、最近、茶会などいろいろな、ところで楽家のお茶碗を拝見し思うのは、もちろん真贋を見極めるのに楽印というのは重要なのですが、それ以上に土のテイストが重要なのでは?ということ。 黒楽茶碗では。高台が土見せなことが多いですが、この土の色が違う気がする・・・。 すっかり忘れていたのですが、楽家が使用している土って100年以上寝かした土だそうで、今の楽吉左衛門さんは、先々々代の弘入時代の土を使っている。という説明が美術館内にあったのを思い出しました。 100年寝かせると味わいのあるいい焼き物ができるそうです。そうやって楽家は代々土を受け継ぎ、今の楽吉左衛門さんも22世紀の子孫のための土を集めているらしい。 本当にこれを書いてて思い出した! だからあの独特の風合いがでるんだな〜。 幸いにも(?)私は偽物をもっているので、その違いが何となく判ります。 楽美術館では毎月か収蔵品を使ってお茶会が開かれるとのこと。 もっと本物にふれ、作品の力を感じることができるようになりたいです。
by wachabi_dozeu
| 2005-02-24 21:03
| 茶道具ばなし
|
最新のコメント
カテゴリ
おけいこ日記めくるめく茶道の世界 今日のヤフオクから 茶道具ばなし 和の話題 珍味大集合 以前の記事
2005年 02月2005年 01月 2004年 12月 お気に入りブログ
陶芸ブログ ぶらりおうちで茶懐石 茶道日記 リンク集
お茶の関連サイトのリンク集
■表千家HP -- ■めざせ!お茶と暮らす日々 ■定年後の人生を幸せに ■闇夜のからす徒然綴り -- ■人気blogランキング 茶道のブログが探せます! ■H@ppy Shower -- 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||