大小中中大
最初聞いた時、まるで昔のファミコンの裏技みたいな言葉だな~と思ってしまった・・・。 上上下下左右左右ABAB(グラデュースがフル装備になるコマンド)とかなつかし~! それはさておき、これはお茶事のとき、亭主が客を呼ぶ際、打ち鳴らす喚鐘の叩き方。 茶事では懐石を食べた後、一旦、外腰掛に出て席が改まるのを待つわけですが、 その際、亭主がこの喚鐘(他の鳴り物の場合もアリ)をうち鳴らすして客を呼びます。 先日のお稽古の際、初めてこれをやってみたのだが、意外にムズカシイ! 特に中中のとこで大と小の中間の強さを2回同じに叩くので、力の加減がやっかいでした。 うまくいかなかったので、もう一回やり直し。 今度は、最初の大と小の差をつけようと小をとびきり弱くしたら音が出なかった。(泣) ところでこの喚鐘を巡っては中立ちの際に 亭主「お席を改めさせていただきますので外腰掛にてお待ちください。 用意が整いましたらお呼びいたします。」 正客「わざわざのお出迎え恐縮ですので、お鳴り物にてお知らせください。」 亭主「お気遣いありがとうごさいます。都合によってはそうさせていただきます。」 という挨拶があり、この中にでてくる「お鳴り物」がこの喚鐘などなのですが、 私は、なんとなく「都合によってはそうさせていただきます」という表現が好き。 なんたって、最初から決まってるのに「都合によっては」なのである。 なので普通の会話にもたまに使ってしまう。というか無理やりでも使いたい。 A「今日の打ち合わせ、書類おこしてよ。」 ワタシ「議事録みたいな感じで?」 A「きちんとしたものじゃなくてもいいからさ~。メールに箇条書きでもいいよ」 ワタシ「都合によってはそうさせていただきます」 A「は?」 いきなりかしこまる感じがイイのである。
by wachabi_dozeu
| 2005-01-19 13:06
| おけいこ日記
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